その1。
アルゼンチンとブラジルにまたがる、イグアスの滝です。
世界遺産に登録されているのは、滝を含むブラジル側のイグアス国立公園とアルゼンチン側のイグアス国立公園です。
滝の最大落差は80メートル以上。「悪魔の喉笛」と呼ばれる部分が観光地として有名で、そこへはアルゼンチン側から遊歩道で行くことができます。
対し、ブラジル側は滝の数はアルゼンチンほどはないものの、一つ一つが大きく、迫力のある光景を目の当たりにすることができます。ちなみに、展望台から「悪魔の喉笛」を対岸に見ることができます。
その2。
ヴィクトリアの滝。これもジンバブエとザンビアの二国にわたります。
この名はイギリスのヴィクトリア女王に由来し、イギリスの探検家がヨーロッパ人として初めて到達したためにその名がつけられました。
もともとアフリカの現地人には「雷鳴の轟く水煙」という意味の現地語で呼ばれていたそうです。
ヴィクトリアの滝を有するザンベジ川は長い年月かけて東西南北に浸食を繰り返しており、そのため滝の位置もそれに合わせて移動しています。
その侵食は現在でも続いており、今の滝も遥か未来には位置がずれていくと予想されています。
その3。
世界に名高い滝として特に有名な、ナイアガラの滝。
アメリカとカナダにまたがるこの滝は、世界三大瀑布でありながら実は世界遺産には登録されていません。
とはいえ、水力発電に利用されるほど水量は多く、景観が美しいことでもよく知られ、観光シーズンの夏には遊覧船や夜のライトアップが実施されています。
かの有名な、ダーウィンの進化論の地です。この諸島の生態系がヒントになって、進化論を提唱するに至ったという、エクアドル西沖の島々です。
要因となったのは、特異な地形や火山諸島であること、そこに住む動物たちにとって天敵となる他の動物がいないことによります。
そのため他からの影響を受けることなく、独自の進化を遂げることとなった原住生物たち。
有名なのは、ガラパゴスゾウガメやガラパゴスペンギン。野鳥は100種を軽く超えます。
このように自然に溢れているように思われるガラパゴス諸島ですが、自然遺産のもつ宿命か、人間が訪れるようになったことによる環境の変化という危機がここにもあります。
環境破壊はもちろんのこと、生態系の変化も少なからずゆるやかに訪れてきているというのです。
これも歴史の一部であり、ひとつの運命かと思う一方、もったいないと思ってしまうのも仕方がないことです。
ただ、どの動物にしても絶滅などということがないよう、これに関してだけは人間が気をつけなければならないことなのでしょう。
話は変わりますが、日本にも独自の生態系を持つという点でガラパゴス諸島と似た地があります。
小笠原諸島がそうで、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。
ですが、そこも人間が立ち入ることにより環境の変化が起き、今では絶滅の危機がある固有種も何種かあるといいます。
本場ガラパゴスと、東洋のガラパゴスにはこんなところも似ているのですね。なんとも皮肉な話ではありませんか。