断っておきます。私はキリスト教徒ではありません。
したがって、決して礼拝に行きたいと思っているわけではなく、単純にその建物に訪れてみたいと思っているだけなのです。
外観でしたら、様々な雑誌やテレビ番組で何度も見たことがあります。サン・マロ湾の小さな島に、ひしめくように幾棟もの建物が築かれた総合建築物。その中心にそびえる、主要とされる修道院モン・サン=ミシェル。その姿は満潮時にはまるで海に浮かぶ城のようにも見えます。
写真で見るだけでも圧倒されるその様相を、実際に見に行ってみたいと思う人は、きっと大勢いることでしょう。
重ねて断っておきます。私はキリスト教徒ではありません。
ですが、これに関しては歴史的な目で見ても面白いところがあります。
「ミシェル」と名が付けられていることからも分かるとおり、この修道院はとある司教が大天使ミカエルからのお告げを賜ったことにより建てられました。しかし、それ以前は先住民族であるケルト人の聖地であり、また戦時中には要塞とされていた地でもあります。
建てられた経緯もなかなか奥深く、最初からあの形だったわけではありません。増改築を何度も繰り返し、現在の形になったのです。
それらの際に、一体どう歴史にモン・サン=ミシェルが関わったのか、興味を抱くには充分な要素があるのです。
しつこいようですが、断っておきます。私はキリスト教徒ではありません。
でも、美しいものや面白いものに惹かれるのは何の教徒であろうと関係なく、人間として当然のことですよね。
生きている間にここだけは行っておきたいと思うところ、No.1です。