かの有名な、ダーウィンの進化論の地です。この諸島の生態系がヒントになって、進化論を提唱するに至ったという、エクアドル西沖の島々です。
要因となったのは、特異な地形や火山諸島であること、そこに住む動物たちにとって天敵となる他の動物がいないことによります。
そのため他からの影響を受けることなく、独自の進化を遂げることとなった原住生物たち。
有名なのは、ガラパゴスゾウガメやガラパゴスペンギン。野鳥は100種を軽く超えます。
このように自然に溢れているように思われるガラパゴス諸島ですが、自然遺産のもつ宿命か、人間が訪れるようになったことによる環境の変化という危機がここにもあります。
環境破壊はもちろんのこと、生態系の変化も少なからずゆるやかに訪れてきているというのです。
これも歴史の一部であり、ひとつの運命かと思う一方、もったいないと思ってしまうのも仕方がないことです。
ただ、どの動物にしても絶滅などということがないよう、これに関してだけは人間が気をつけなければならないことなのでしょう。
話は変わりますが、日本にも独自の生態系を持つという点でガラパゴス諸島と似た地があります。
小笠原諸島がそうで、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。
ですが、そこも人間が立ち入ることにより環境の変化が起き、今では絶滅の危機がある固有種も何種かあるといいます。
本場ガラパゴスと、東洋のガラパゴスにはこんなところも似ているのですね。なんとも皮肉な話ではありませんか。