スペインの有名な建築家、アントニ・ガウディ。
彼が残した作品は、奇怪と見える一方あふれる才能の集合体であり、建築物でありながら芸術作品ともいえます。
それらはまとめて世界遺産に作品群として登録されており、有名なものでいえば、グエル邸、グエル公園、カサ・ミラなど。
「グエル」とは、ガウディが自身の才能を発揮するきっかけとなった人物、エウゼビ・グエルのことです。彼が依頼したグエル邸とグエル公園をガウディは建築し、その後数々の富豪の依頼をこなすようになりました。
さて、ガウディの作品として忘れてはいけないのが、サグラダ・ファミリア大聖堂です。
実はこの聖堂が世界遺産として加えられたのはけっこう最近のこと、2005年でした。それも登録されているのは聖堂全体ではなく、ファザード部分のみです。
サグラダ・ファミリアは未だ建設中であることは誰もが知っていることでしょう。
建設しながらも、既に完成部分の修復も行われているため、完全な完成は2256年頃と言われています。
今生きている私たちが完成された姿をその目で見られることはなさそうです。
巨大な尖塔が幾つも聳える複雑怪奇な様相を見られないのは、少々残念なことですね。
ですが、サグラダ・ファミリアはスペインでも有数の観光地で、入場料を払わなければならない工事現場ともいえます。
また、完成予想の模型もあるので、是非一度は見に行きたいところです。
そんなサグラダ・ファミリアも、一度崩落の危機に見舞われたことがありました。
聖堂の地下にトンネルを掘る計画がされていたことがあったのです。
未だに建設途中であるほどの巨大なサグラダ・ファミリア大聖堂。一体どれほどの重量を要しているのでしょうね。